発達障害・自閉症・不登校児を育てる保育士mamiの子育て日記

子育て・発達障害・不登校について保育士&保護者が書くブログ

発達障害の関わり方

発達障害と「うつ」~二次障害って?長男の場合。

発達障害や自閉症のこども・大人は、二次障害を引き起こすこともあります。 子どものときは、反抗的・否定的で乱暴をする「反抗挑戦性障害」という二次障害の傾向があった長男。ときに殴りかかってきたり、自分の頭を壁に打ち付けたり、刃物を持ち出したりと…

ASDとADHD・高3長男のこの頃日記

ASDとADHDを持つ高校3年生の長男。 高校をあと3か月で卒業です。 進路を決める時、とても悩みました。 就労支援施設も何件も見てまわって・・・やっぱりここは自分の居場所じゃないと思うという長男。そうだね…納得するわたし。 進学するとしたら、シングルマザ…

ASDの正義感の強さからくる「生きづらさ」とは?

ASDやADHDのひとは、他人と自分の境界線が曖昧なところがあります。 それでついつい他人の問題に怒ってしまったり、立ち入りすぎたり、正義感を振りかざしていつまでもストレスをため込んでしまうということが多いかもしれません。 高校3年生の長男は、ASDと…

子育ては距離感が大切。依存しない親子関係を築こう

ひとり遊びを始めるのは生後4か月と言われています。 早い気がしますね。 けれどおもちゃをなめたり、きょろきょろあちこち見渡すのもひとり遊びの一つ。 離れると泣いたり、ママ見て~ママ来て~と常に言われると辛くなりますね。 筆者の長男は生まれてから…

不平不満をいだきやすいASD・・・解決策は自覚♩

ASDや発達障害の人は、事象や人に不平不満を抱きやすい傾向にあると感じます。 18歳・高校3年生の長男は、ASDとADHDです。 特に人間関係において、不満や不安を抱きやすく、うまくいかない自分を嘆くことが多いのです。 長男の例をあげてみます。 思い込みが…

「できない」=ダメな人間ではない。自己肯定感を育てよう。

高校3年生の長男は自閉症とADHDです。 自分自身で困り感を実感するようになったのは、小学校高学年から。 小学校低学年の頃は、だだっ子のよう。中学年の頃は反抗期のよう。 高学年になった頃、 「なぜうまくいかないんだろう。」 「どうして教室にいるのが…

子育てに絵本を。伝えたいことを絵本で。3歳頃からの絵本

子育ての中で子どもと向き合い会話する時間ってなかなか持てないものですね。 育ってほしい子どもの姿ってママやパパならみんなあるのかなと思います。 優しい子になってほしいな。 意地悪をしない子になってほしいな。 物を大切にする子になってほしいな…な…

自閉症とADHDの長男が18歳になりました。

長男は18歳になりました。 18年前。10月24日が出産予定日だったのに11月3日になってもまだ陣痛が起こらず、促進剤で3日間も微弱陣痛に苦しんだ末、吸引で生まれました。 【送料無料】ノンタンのたんじょうび ノンタン クッキー プレゼント 子ども 孫 男の子 …

ママの体調が悪いときの夕飯づくり・・・更年期かな?

ここ数日体調が悪く、かすみ目や頭痛、強烈な眠気、頻回なお手洗いと、どうしたんだろうと思っています。 思い当たる原因がないときは、病気になったのかな、と弱気になり検索をすると症状がぴったり当てはまっちゃう。 病院に行くほどでもないけれど、調子…

発達障害&自閉症の高校生長男の友達関係の悩み

ADHDと自閉症の長男は高校3年生。 いつも人間関係の悩みを抱えています。 悪口を言ったり、空気の読めないことを言うことはないようですが、人との距離感の取り方がむずかしいようです。 いつもアドバイスをすることは、 いちいち反応しない 気軽に関わらな…

発達障害児者はいつもお疲れモード。疲れを気にかけて

発達障害の人は常に疲れています。どんなことに疲れているかというと・・・ 情報の取捨選択 どの情報が今必要なのか、意識しないと全ての情報を受け止めてしまうから常に集中していなければなりません。(外出先や学校、職場など) 日常動作への気怠さ 歯を磨く…

子どもへの態度「威圧」と「毅然」どっちが効果的?

子どもと親は別の人格。 そうとわかっていても、イライラをぶつけたり言うことを聞かせようとしたりして、子どもとぶつかり合うこともいっぱいでした。 子どもがまだ自立していない、理解していない幼いころは、歯磨きを毎日する、外から帰ったら手を洗うな…

発達障害の君でOK!思春期の愛情の伝え方

今日は長男の通院日でした。 発達障害・自閉症のため4歳の頃から通っていた病院は、高校1年生までで卒業し、この1年半は少し遠い場所にある精神科へ通っています。 文字の書けない長男。書字障害・運動機能障害があります。 きっかけは高校1年生のときに通っ…

我が家はファイターズファンです♩発達障害児を救う「好きなこと」

我が家は野球大好きです。 わたしと次男は日本ハムファイターズファン。長男はファイターズと阪神タイガーズファンです。 ファイターズとタイガースが戦うことになったらどっちを応援したらいいかわからないね、と毎日わくわく。 野球は選手を覚え、ルールや…

子どもの偏食と感覚過敏

2024年のお月見は9月17日。十五夜、中秋の名月。皆さんの街の空では見られるでしょうか。筆者の暮らす街は雨か曇り。お天気になるといいなぁと思います。 最近はお月見にちなんで、目玉焼きの入ったバーガーが人気ですね。 長男は偏食が多く、食べたがらない…

孤独を超えて成長していく子どもたち。

長かった夏休みも終わり2学期がスタートしました。 筆者が暮らす北海道は、あっという間に朝晩涼しくなり秋へまっしぐら。 実りの秋。お米の恋しい秋になります。 長男は友達が欲しくてたまらない、頼れる誰かが欲しい、心から信頼できる友達がなかなかでき…

ペットセラピー効果:自閉症児にも!幸せに満たされる日々

我が家の猫は、6年前の11月にやってきました。 地域をさまよっていた保護猫です。 飼い主の希望者が現れるまで2か月ほど預かってほしいと知人にお願いを受け、預かりました。 ところが、子どもたちが家で飼いたいと言い出しました。 もともと猫を飼ったこと…

夫・妻が発達障害かもしれない・・・コミュニケーションの取り方

わたしの長男は自閉症スペクトラム障害とADHD、次男は不登校です。 長男は高校3年生、次男は中学3年生。 夫は3年前に急逝しシングル家庭になりました。 夫はアスペルガー症候群で、お付き合いをしているときから変わった人だなぁと思っていたのですが、自分…

絵本を通して好きな人の声を聞ける。子どもの心の安心に読み聞かせを。

絵本を読むのは、絵本を正しく読んであらすじを教えたり、絵本から何かを学ぶことがいちばんの目的? けれど、絵本読んでくれる大好きなママやパパの声を聞いて安心したり、絵本を通して会話をしたりと、子どものためだけの時間をママやパパが作ってくれるか…

社交辞令が通じない!?発達障害児者の関わり

17歳の発達障害&自閉症の長男と、14歳の不登校の次男と3人で暮らしています。 次男は学校へ行かないので、人との関りは母親のわたしと長男しかいません。人との関りがないのですが、長男やわたしと会話を盛んにするので、ある程度年齢なりの会話が可能です。…

浮いた存在になりやすい発達障害者の課題「思ったまま発言する」って?

以前、大人の発達障害についての特徴をブログに書いたことがありました。 mamicherryblossom.net その時は、特性や周囲のひとができるフォローについて触れました。 今回は、発達障害者の特に大人になってきたとき、様々な困り感がありますが、 その中でも人…

北海道は気温差の初夏。晩御飯のメニュー教えて下さい♩

北海道も夏がきましたが、雨が降ると気温が下がり、その気温差で風邪を引きました。 体調を崩すと仕事をはじめ、家事や子育てがうまくゆかず……。 また、昨年11月に脳出血で倒れた実母が施設へ入所し、その用意や準備に追われたり、家に帰りたがる母をなだめ…

子どもの発達段階に寄り添って「叱る・褒める」モンテッソーリ教育の考え方

子どもを叱るときつい「なにやってるの!」「いい加減にして」「もう知らない」と言いがちですね。 筆者はその言葉が子どもの心に対してどん影響があるのか色々考えてみました。 どれも大好きなママやパパから見捨てられるような、自分を理解しえもらえない…

子どもの発達段階を知ると納得!モンテッソーリ教育の考え方

長男は高校3年生。発達障害と自閉症を併せ持つ子どもです。 次男は中学3年生。小学校4年生の後半から不登校です。 筆者は3年前に夫が急逝しシングルマザーに。ライターとして子どもを育てています。 * 子どもの発達や成長には個人差があるから、どんなアド…

自己教育力を活かしたモンテッソーリ教育

モンテッソーリ教育を取り入れている幼稚園へ、学生の頃実習へ行っていました。 2ヶ月程度と短い間勉強させていただきましたが、教育方針や子どもたちへの関わり、考え方に共感できました。 もしも子どもが産まれたら、こんな幼稚園へ入園させたいなと思って…

障害について親子で感じる絵本をご紹介します

障害のある友達を知る・考えるきっかけになる絵本をご紹介します。 長男は現在17歳の高校3年生。発達障害と自閉症スペクトラムの子どもです。 障害当事者の長男にも、障害に関する色々な絵本を読みました。 その中でいいな、と思った絵本をご紹介しますね! …

発達障害児とママが家族に理解してもらうまで(2)ママの元気が大切

高校3年生の長男は発達障害と自閉症スペクトラム障害のある子どもです。 家族の理解を得ることと同時に、長男に対して両親や実家とも同じ対応をできることがとても大切だななぁと思っています。 長男は特に小さなときの子育てが大変だったので、パニックを助…

発達障害児とママが家族に理解してもらうまで(1)

現在高校3年生の長男は、発達障害と自閉症をあわせもつ子どもです。 5歳のときにWISC-Ⅳ(ウィスク・フォー)という知能検査を受けて「注意欠如・多動症-ADHD」と「自閉症スペクトラム-ASD」と診断を受けました。 場所見知り・人見知りがひどく、場所が嫌だと…

世界自閉症啓発週間がありました。自閉症や発達障害関連の本をご紹介

カタール王国ってご存知ですか。 わたしは場所や国の特徴をよく知りませんでした。 ただ、「ドーハの悲劇」と2022年サッカーワールドカップの開催地で日本が対戦するイラクにロスタイムで点を入れられたため、予選敗退となったのは記憶しています。 そのドー…

本当に障害があるの?大人の発達障害への適切なサポートとは

「大人の発達障害」がこの頃様々なところで目にするキーワードになりました。 小さな頃、学生の頃にちょっと変わった子・不器用な子と思われていたけれど実は発達障害だったということがあります。 発達障害者自身が自分の生きづらさに悩み、病院にかかって…