自分自身で困り感を実感するようになったのは、小学校高学年から。
小学校低学年の頃は、だだっ子のよう。中学年の頃は反抗期のよう。
高学年になった頃、
「なぜうまくいかないんだろう。」
「どうして教室にいるのが辛いんだろう。」
「なぜ皆とうまくやれないんだろう。」
「どうして、自分はダメなんだろう・・・。」
と考えるようになりました。
それでも支援クラスの担任の先生に、朝起きるだけでもえらいよ、学校に休まず来られてすごいんだよ!と励まされ、褒めていただき、心は安定していました。
中学校に入って相性のよくない先生に出会う
中学校に入学してから、先生の中には怒鳴ったり激しい言葉を使って責めたりする先生に出会いました。
なかなか褒めてもらう機会がなく、自信を喪失していきました。
自分はダメな人間だ、何もできない、授業が辛い、と言うようになりました。
それでも友達がとても仲良くしてくれたので、休まず学校へ行っていました。
高校でさらに厳しい環境に➡右手の書字障害に・・・
高校ではできないことや友達との悩みを先生に相談しても、聞いてもらえなくなりました。悩みをいちいち先生に相談せず、自分で解決するようにとのこと。
できないことや、苦手なことについて、いち早く解決したい、安心したいという思いが強すぎて、何度も先生に相談したのが原因かもしれません。
そのうち、できないことを「なぜできないのか?」と言われるようにもなりました。
言われたことに自信を失くし、その結果右手で文字が書けなくなってしまいました。
病院で、書字障害と診断がでました。
診断書を持って学校に行っても、なかなか支援を受けられなかったので、さらに握力が減少したり、傷みが腕に走るようにもなりました。
できないことや苦手は人間性ではない。切り離して考えよう
苦手はどんな人にもある、発達障害だから多く感じるけれど、
だからといって、長男はダメな人間ではないのです。
長男の価値と苦手やできないことがあることは、別のこと・・・
苦手を受け入れていくのはむずかしいけれど、自分にはそういうところがある、苦手なところをフォローできる方法を考えようと何度も何年も伝えてきました。
時には、「ママにはわからないよ!」と言われるときもありましたが、今は落ち着いて人の話を聞いたり、苦手を受け入れ初め、人に助けを求められるようになっています。
また、激しく起こりやすかったのですが、とても穏やかでのんびりとした性格に成長しました。
自己肯定感も上がったようです。
子どもの今と将来の幸せを願って。
関わり方や考え方は、その子ども一人ひとりにの性格や特性によって違いますね。
わが子のことは、ママやパパがいちばんよくわかっているのではないかと思います。
どんな時も味方でいてあげて、幸せを願っていれば、自分はかけがえのない存在だと子子どもに伝わるのかなと思います。
子どもの辛さに寄り添うのは、本当につらく大変なことです。
子どもと一緒に乗り越えた先には、きっと幸せがあると信じて。
笑顔で頑張りましょう。わたしも頑張ります💕