ASDや発達障害の人は、事象や人に不平不満を抱きやすい傾向にあると感じます。
特に人間関係において、不満や不安を抱きやすく、うまくいかない自分を嘆くことが多いのです。
長男の例をあげてみます。
思い込みが強い
自分の思うこと・考えることが正義だと考えやすく、人が間違っていると思うことが多い。また、固定概念が強く早合点しやすい、思い込みが強いなどの特徴がある。
ストレスを感じやすい
こだわりが強く、人の気持ちや言動、予定の変更など思い通りにいかないとき、ストレスを感じやすい。
相手の立場になることがむずかしい
なぜそうなのだろう、なぜわかってくれないのだろうという思いが強い。自分と他人・相手との境界線が曖昧になっているため、相手の立場を考えるのがむずかしい。
不公平さを感じやすい
人と比べて自分は劣る、自分だけ仲間外れ、と自分軸に物事をとらえるので、視野がせまくなり、不公平さを感じて相手の行動や考えに心が及ばない。
こんな特徴があるように思います。
どうしたら良いのかわからず、自分を責めては、自分は集団生活や学校生活に合わない、いつも人間関係がうまくいかない、嫌われやすいと話しては落ち込んでいます。
ですが、これはASDの特性であり、考え方の特徴でもあります。
前回のブログでも書きましたが、できないことや苦手なことがあっても、その人自身がダメな人間ではありません。
解決策は、「自分にはこのように考えるくせがある、ASDの特性」と割り切ることかな?と思っています。
今は10人以下の少人数の通学通信制高校へ通っています。
ほかの友達も心に何かを抱えていたり、事情があったりするから、この学校を選んでいるのでしょう。もしかしたら、長男と同じ状況の子どももいるかもしれません。
誰にも不平不満や不安を抱くことがあります。
けれど、解決できないことに頭を悩ませていても仕方がないですね。
自分は人との関りについてこのように考えるくせがある、時間が解決することがほとんど、よく食べて良く眠ること、このように伝えています。
障害があってもなくても関係ないかもしれません。
なんだか自分にも言えるな、と思いながらブログを書きました。
大変だけれど、明日も笑って頑張りましょう💕