発達障害・自閉症・不登校児を育てる保育士mamiの子育て日記

子育て・発達障害・不登校について保育士&保護者が書くブログ

不平不満をいだきやすいASD・・・解決策は自覚♩

ASD発達障害の人は、事象や人に不平不満を抱きやすい傾向にあると感じます。

18歳・高校3年生の長男は、ASDADHDです。

特に人間関係において、不満や不安を抱きやすく、うまくいかない自分を嘆くことが多いのです。

 

長男の例をあげてみます。

 

思い込みが強い

自分の思うこと・考えることが正義だと考えやすく、人が間違っていると思うことが多い。また、固定概念が強く早合点しやすい、思い込みが強いなどの特徴がある。

ストレスを感じやすい

こだわりが強く、人の気持ちや言動、予定の変更など思い通りにいかないとき、ストレスを感じやすい。

相手の立場になることがむずかしい

なぜそうなのだろう、なぜわかってくれないのだろうという思いが強い。自分と他人・相手との境界線が曖昧になっているため、相手の立場を考えるのがむずかしい。

不公平さを感じやすい

人と比べて自分は劣る、自分だけ仲間外れ、と自分軸に物事をとらえるので、視野がせまくなり、不公平さを感じて相手の行動や考えに心が及ばない。

 

こんな特徴があるように思います。

どうしたら良いのかわからず、自分を責めては、自分は集団生活や学校生活に合わない、いつも人間関係がうまくいかない、嫌われやすいと話しては落ち込んでいます。

 

ですが、これはASDの特性であり、考え方の特徴でもあります。

前回のブログでも書きましたが、できないことや苦手なことがあっても、その人自身がダメな人間ではありません。

解決策は、「自分にはこのように考えるくせがある、ASDの特性」と割り切ることかな?と思っています。

 

今は10人以下の少人数の通学通信制高校へ通っています。

ほかの友達も心に何かを抱えていたり、事情があったりするから、この学校を選んでいるのでしょう。もしかしたら、長男と同じ状況の子どももいるかもしれません。

 

誰にも不平不満や不安を抱くことがあります。

けれど、解決できないことに頭を悩ませていても仕方がないですね。

自分は人との関りについてこのように考えるくせがある、時間が解決することがほとんど、よく食べて良く眠ること、このように伝えています。

 

障害があってもなくても関係ないかもしれません。

なんだか自分にも言えるな、と思いながらブログを書きました。

 

大変だけれど、明日も笑って頑張りましょう💕