発達障害の人は常に疲れています。どんなことに疲れているかというと・・・
情報の取捨選択
どの情報が今必要なのか、意識しないと全ての情報を受け止めてしまうから常に集中していなければなりません。(外出先や学校、職場など)
日常動作への気怠さ
歯を磨く、お風呂に入る、着替えをするという当たり前にすることを意識しないとできません。
人との関り
人とのコミュニケーションで、変なことを言わないか、自分ばかり喋りすぎていないか、テンションが高くなっていないか、スマホなどをいじらず集中して相手の話を聞いているかを常に意識しています。
ミスや物忘れへの緊張
視覚や聴覚から入る全ての情報に敏感になるため、本当に大切なことへのミスや物忘れが多くなってしまいます。ミスや物忘れが無いか常に緊張状態にあります。
長男は、発達障害と自閉症ですが、人との関りについて意識をし始める小学校高学年から疲れが出始めました。
高校生になってから、少しでも気を緩めると人との関りや集団生活がうまくいかなくなり、常に緊張状態にあるので学校生活は大変疲れています。
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発達障害は周囲の理解と温かな環境があれば、困り感が減り、自信を持って伸び伸びと生きていける人に育ちます。
生まれつきの脳機能の発達の偏りや障害が原因ですが、その人の個性と勘違いされやすく、周囲からの理解が難しいですね…
その人が過ごす環境や周囲の人との関りがうまくいかないと、自信を失い疲れは何倍にもなります。
学校生活や社会生活ではすぐに理解をしてもらうのはむずかしいものです。
せめておうちではほっとできるように、疲れに配慮してあげたいですね。
- 好きなメニューの食事を作る
- 話しを真剣に聞く
- 好きな話題にのって盛り上げながら会話をする
- 体調を気にかけ疲れているようなら宿題や残業などを無理しないよう声かけする
- 大丈夫だよ、できるようになったね、頑張ったねなど、意識して声をかける
- 歯磨き、入浴、美容室、着替えなどできていたら、見た目を褒める
我が家ではこんなことを気にかけ、気を付けて関わっています。
正解かどうかはわかりませんが、本人にとってお家が居心地のいいリラックスできる場所でありたいなと思っています。
家族だから気にかけ優しくするのは当然かもしれません。
けれど、疲れているときや考え事・悩みのあるときは配慮ができないことがあります。
毎日できなくてもいいですよね。ママも人間だもの🎀
明日も元気にがんばりましょう💕