発達障害・自閉症・不登校児を育てる保育士mamiの子育て日記

子育て・発達障害・不登校について保育士&保護者が書くブログ

10歳までは子どものして欲しいことを叶えよう

 

年齢に「1つ、2つ、3つ・・・」など、「つ」がつく間は、子どものしてほしいことをよく聞いてあげると良いと言われています。

 

おもちゃを買ってほしい、お菓子を食べたい、というような物質的な要望ではなく、

だっこしてほしい・絵本を読んでほしい・トイレに一緒に行って欲しい・眠るまでそばにいてほしいなどという心の甘えのことです。

 

10歳以下の子どもはまだまだ親を心から必要としています。体も言葉も大人になったように感じても、簡単なことで親に甘えて、それをかなえてもらうことで安心し、親を信頼しています。

 

10歳を過ぎたら、急にそんなことを言わなくなる子どもが多くなります。思春期にも突入していくのですが、それでも何か頼ってきたときはしっかり聞いてあげたいですね。

 

また、9つまで子どものしてほしい他愛無いことを叶えてあげることで、その後成長したときに、子どもに何かを頼んだら快くやってくれるようにもなります。

 

小学生になると宿題や明日の時間割など、忙しくなりますが、「やったの?」「まだやってないの?」と言わず、「手伝おうか?」「一緒にやろう」と寄り添ってあげることも大切です。

 

愛情を言葉だけではなく行動で子どもに示すことで、親はもちろん、周囲の人にも信頼を持てるようになったり、お願い事を快く引き受けてくれたり、困っている人に寄り添うような子どもにきっと育ちます。

 

わが子にもそのように育ててきました。

保育士だった時、先輩保育士に教えてもらったことだったので、一生懸命実践しました。料理や掃除などをしていても手を留めて子どもの要望に応えらえるときは応えてあげていました。

 

今、わが子は18歳と15歳ですが、率先して家のことをしてくれるようになりました。

お茶碗洗い、お洗濯、雪かき、ゴミ出しなど自分のこととしてやってくれます。

もちろん完璧ではありませんが、手伝いというよりは自分のこととして捉えられているのかなと感じます。

 

どんな子どももそうなるとは限りません。

ですが、要望に応えてあげることでわがままには育ちません。

気が向いたら実践してみてくださいね。