子どもを叱るときつい「なにやってるの!」「いい加減にして」「もう知らない」と言いがちですね。
筆者はその言葉が子どもの心に対してどん影響があるのか色々考えてみました。
どれも大好きなママやパパから見捨てられるような、自分を理解しえもらえないようなそんな悲しい言葉…したいことをしているだけ、できなかっただけ。
なのに、そんな悲しい言葉を投げかけたところで、意味があるのかな、って。
だから、「なにやってるの!」の先にある「してほしいこと」を投げかけるように変えました。または、「どうしたかったのか」子どもに聞きました。
長男はも次男も、今は17歳と14歳に成長しましたが、ママに怒られた記憶がないと言います。また、外出先で怒鳴られているよそのお子さんを見ると、かわいそうだね、ママさんも疲れているのかな、などと大人のようなことを言います。
実際にわが子たちが子どもを授かったとき、どんな子育てをするか、それまでは、わたしの子育ての成果はわからないかもしれません。
けれど、子どもは怒らなくても正すことができるし、伸ばすこともできるということを、子どもを通して教えてもらった筆者です。
モンテッソーリ教育の考え方とは
「子どもには自ら成長する力がある」という観点から、周囲の大人が子どもが集中して興味のあることに取り組める環境と関わりを整えることによって、「精神的に自立をした、責任感と他人への思いやりが育まれ、生涯学び続ける姿勢を持った人間を育てること」を目的としています。
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子どもへの叱り方は、大人が子どもの目線になろう
子どもが自分で伸びようとする根本的な力を信じる…
子どもに向き合うときの大人の基本的な姿勢や言動はここに尽きるのかと思います。
大人は「こちらの気持ちを伝える」「してはいけないことを教えてあげる」と言う気持ちで、関わってみるのが良いかもしれませんね。
感情的な言葉が出そうになる時は、一呼吸おいて「どうしたの?」「そうだったんだね」と言葉を発しながら自分も落ち着きましょう。子どもは、ママやパパは自分の気持ちを聞いてくれるんだ♪という姿勢をかんじるだけで素直になり、こちらの話しも聞いてくれる気がします。
大人が子どもへの視点を変えることで、子どもが今どんなことに興味を持ち、どのような発達をしているかということにも気づくことができそうです。
↑↑ 前回の筆者の記事ですが、発達や敏感期を知ることで、子どもの行動やいたずら・愚図りやこだわり行動にも理解を持つことができ、育児が楽になるかもです🌷
子どもを褒めるときは、具体的に言葉で伝えよう
ママ―見てー!
できたよー!
すごいでしょう!
このような子どもの問いかけや、良き行動にはついつい、
「すごいね!」
と言ってしまうことがありました。
なにがすごいのかな、そもそもすごいのかな。すごいって言われて子どもはうれしいのかな、何度も言われて飽き飽きしてるかも(笑)
それよりも、
「できたね!」
「前までできなかったのにできるようになったね」
「きれいに片づけたね、ママうれしいな」
「しずかに待っててくれて、助かったよ。ありがとう」
こういう方が心に響くし、うれしいかな、と考えました。
これは子どもの存在を尊重することにもなり、自ら成長していくために、
ママやパパが自分のことをしっかり理解し見ていてくれるということが自身になり大きな土台となりますよね❤️
頑丈で揺るがない土台ができると、また次のステップへと自分で成長していくでしょう。
「子どもの要求を汲み取り、自由を保障し、子どもたちの自発的な活動を援助する存在に徹しなければならない」
モンテッソーリ教育の考え方です。
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怒る・怒鳴ることが減ると、子どもとの会話も増えて一石二鳥です。
向き合うと、わが子でありながら新鮮な発見もあります。
背が伸びたな。そろそろ髪を切らないとね。靴のサイズ大丈夫かな。
こんなことを言うようになったんだな。パパに似てきたナ…なんて。
子どもってかわいいですね♪
明日も笑顔で💕