発達障害や自閉症児者のひとが、周囲のひとに助けてもらいながら、自分らしく生きていくことが自立に近づく一歩、とお話ししました。
これまで、スモールステップで成長を喜ぶ・本人自身が障害があることと特性を知る・自分の特性を知って自分を客観視する、という成長のステップをご紹介しましたが、読んでいただけるとうれしいです。
自立を目指すには、困ったとき・辛いときに誰かに相談したり打ち明けることがとても大切です。
それは、自分はどういうことに困るのか・辛いのかを相手や周囲に知ってもらえる手段でもあるからです。
相談したり打ち明けたりすることで、周囲のひとは困ってることや辛いことを知り、よりその本人に理解を寄せます。
困っていることや辛いことをひとに話すには、自分を客観視できること、困っていることを言語化できること、恥ずかしい自分をさらけだしても大丈夫と思える自信が必要になります。
とても高度な気がするかもしれません。
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けれど、小さなころからコツコツとゆっくり育てる意識を持って関わると、自分が大切に育ててもらったことを実感し、自信を持てるようになります。
例えば、
- 学校のことは学校の先生が専門家だから、先生に聞いてみてごらん
- 紙に書いて説明してくれるとわかりやすいですって言ってみよう!
- 名前を呼ばれても気づかないときがあるから肩をぽんぽんしてねって言おう
- 辛いときは、どうしたらいいか先生に聞いてみよう
小中学生ならこのような言葉がけをしてうながしてみます。
ここで大切なのは、子どもが学校に訴えたときに、対応してもらえるよう、保護者が同じようなことを学校に伝えてお願いしたり、特徴を話しておくことです。
子どもが言うだけでは、なかなか学校には対応してもらいにくいものです。
そのために、「長男の取扱説明書」と言うなの関わり方のコツを1年に何度か書いて
先生が楽に長男とスムーズなコミュニケーションを取れる方法を伝えていました。
長男にも見せ、納得してもらっていました。
大人になって社会に出たとき、「自分は●●なとことがあるんだ。●●って言ってくれたらわかりやすいな。」などと自ら言えるようになればいいなと思ってのことです。
今、高校2年生の長男は友達との関りに悩んだとき、先生に困ったことを話すとき、紙に書いて何度も見直し、きちんと伝わるか確認してから相手に話すようになりました。
自分の苦手なことや、できないことを伝えることもできるようになってきています。
ただ、一日の忙しい学校生活の中で、つい困ったことを先生に相談しわすれたり、チャンスを逃すこともあり、数日悶々としていることもまだまだあります。
ゆっくり育ってほしいと思っています。
何年もこつこつと積み上げて、小さなステップで成長を見守らねばなりません。
発達障害児や自閉症児は子育てが長く、いつまでもゴールが見えない気がします。
辛いですね…
けど成長したと感じたときは、喜びでいっぱいになりますよ。
応援しています。
明日も笑顔で💕