高校3年生の長男は発達障害と自閉症スペクトラム障害のある子どもです。
家族の理解を得ることと同時に、長男に対して両親や実家とも同じ対応をできることがとても大切だななぁと思っています。
長男は特に小さなときの子育てが大変だったので、パニックを助長するような対応はなるべくしないようにしないと、一日中奮闘していました。
なかなか夫には理解してもらえず、いつも小さな長男と口喧嘩。力で大人の言うことを聞かせるという対応が多く、とっても悩みました。
自閉症や発達障害児を育てる親の会、のような集まりは、人見知りなのでなかなか参加できませんでした。
自治体や病院に相談してもそのときだけのことで、日々の子育てや毎日の細かな保護者の関わり方についてのアドバイスをいただくのはむずかしいものですよね…
そんなとき、出会った場所がありました。
障害者スポーツです。
ニュースポーツと言われることもありますが、車いすラグビー、車いすテニス、車いすバスケットボール、ボッチャ、モルック、カーリンコンなど、障害のある人もない人も一緒に楽しめるスポーツやレクリエーションを開催しているイベントがありました。
参加したのは長男が小学校1年生のとき、次男が3歳のときです。
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イベントに行ってみると車いすの人たちがスイスイと車いすを扱って、スピーディーに動いていてびっくり。小さな子どもでもすぐに楽しめるレクスポーツばかりで楽しい!
このようなことを知ったきっかけをくださった方に、知的障害のあるひとたちが行う陸上競技の練習会に参加したり、車いすラグビーの地元チームの練習会に参加させていただいたりし、長男は小学校6年生までの6年間お世話になりました。
障害者スポーツに携われたことで、長男と次男はさまざまな障害のある人と、そのフォローをする周囲の方々と関り、皆さんと自分の障害を忘れ、仲間にいれていただき、楽しく過ごせました。一生の宝物の時間です。
💗障害の重い人に、なんの垣根もなく優しくしたり、声をかけたり、戸惑ったり物怖じせずに一緒に過ごしたりできるようになりました。すべて障害者スポーツのおかげです。
💗障害を持ちながら、障害についての視野が広がり、優しくして頂ける事で心が穏やかになり、パニックを起こすこともなくなりました。
小学校で野球の少年団や、吹奏楽部に入りたかった長男。
障害があるからと入団を断られていましたが、家庭と学校以外の居場所を作っていただけて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
取材を受けたり、テレビのニュースに出られたりし、家族も喜んでいました。
家族の長男への関わり方はあまり変わりませんでしたが、わたしも元気で楽しい毎日を過ごせたことが、家庭と子どもたち、わたし自身の救いだったと思っています。
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身体障害のある子どもの子育てはとても大変ですよね。
けれど、知的障害や情緒障害の子育ては、保護者の思考と体力を奪う大変さがあって、身体障害の子育てより大変だとも言われています。
心から疲弊してしまいますね…
けれどママやパパの心や体の健康や元気、居場所があると、子育てが少し楽しくなります。
障害者スポーツに出会ったおかげで、子どもは保護者だけでは育てられないということがよくわかりました。
人との関りを持てる場所。
子どもに合った場所。
ママが安心できる居場所。
そんな場所を見つけられるといいですね。
人との関りで子どもは育ちますね。とっても実感しています。
少し手を抜いて、心ほどいて・・・むずかしいけれど、ママのココロとカラダが元気だとおうちの中も明るくなりそう。
いつも応援しています。
明日も笑顔で・・・💕