発達障害の子もそうでない子も、小さなころに絵本をたくさん読んであげましょう。
0歳からでも絵本は楽しめます。
- 反応がなかったり
- 絵本に関心を示さなかったり
- ママやパパの独り言になっちゃったり
- 絵本をめくりたがったり
- 破ろうとしたり
- ママやパパから取り上げようとしたり
- 噛んだり・舐めたり
ぜんぶ大丈夫。
子どもはママやパパの絵本を読む声を、聞いていないようで聞いています。
なぁんだ、見ないんだね……とやめてしまわないで。
見ていなくても読み続けましょう。
大好きなママやパパの声は、子どもに必ず届いていますし、心に残ります。
わたしも長男が0歳のころから毎日3冊~4冊くらい絵本を読んでいました。
ほとんど絵本に関心を示さない長男でした。
ときにはわたし自身が絵本に癒され、涙し、元気をもらったりもしていました。
今日は、0歳からでもOKの絵本をご紹介しますね。
おおよそ0歳から1歳のころの子どもが楽しめる絵本です。
1.はらぺこあおむし ボードブック|エリック・カール作 偕成社
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分厚い紙なので、舐めたり引っ張ったりしても大丈夫。
色鮮やかな仕掛け絵本は、0歳はもちろん、何歳になっても楽しめます。
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こちらも分厚いボードブック。簡単に破れません。
日常の中で聴く「音」や「動作」をはっきりした色合いで表現しています。
言葉を覚える0歳後半から1歳前半になると真似して読むようになる子どももいます。
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まあるいお月さまがやさしくほほえみかけてくれる絵本。眠る前の絵本としても人気です。お月さまも眠ったから一緒に眠ろうね、なんて声をかけてあげましょう。
4.くだもの|平山和子 福音館書店
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まるで本物のようなくだものが、ページをめくるたび次々と現れます。
食べたくて絵本をなめようとしたり、パクパクと食べる真似をしたりしますよ。
食べやすいように皮をむいたりカットして「さぁ どうぞ」という言葉にも心惹かれます。
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動物たちが、顔をかくして「いないいない…」、次のページを開くと「ばあ」と顔を見せてくれます。赤ちゃんあそびのひとつ「いないいないばあ」を絵本で表現した楽しい絵本。子どもと一緒に、色々な表情のいないいないばあをする遊びに発展できますよ。
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『おやまをこえて、のはらをこえて、おさじさんがやってきました。おいしいものは、ありませんか。』とやさしく、柔らかな言葉で始まる絵本。イラストはシンプルながら色ははっきりとしているので、子どももしっかりと絵をとらえます。離乳食がスタートしたお子さんに読んであげるのもオススメ!
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今日は0歳から1歳のころに読んであげたい絵本をご紹介しました。
このころはまだ視力が良くなく、見たものをはっきりととらえるのに時間がかかったり、よく見えていないこともあります。
絵本はなるべく輪郭と色がはっきりとしたもの、単純な絵のものを選んであげましょう。
同じ絵本をなんども読んでほしいとせがんだら、同じ本を読んであげましょう。
気に入っている、関心がある、言葉を覚えたい、など、子どもにとってとても興味がある絵本なのです。子どもの知的好奇心を伸ばすためにも、子どもの好みや気持ちを尊重してあげたいですね。
そのうち、絵本のあらすじや次のページの展開を覚えて、「ばあ」「はいどうぞ」と話したり、ページをめくりたがったりします。
赤ちゃんや子どもは、慣れ親しんだもの・期待を裏切らないものに安心感を抱き、そんな絵本を読んでくれるママやパパにも信頼感を寄せていきます。
親子で楽しい時間をすごせますように♡
次回は2歳から3歳くらいにおすすめの絵本をご紹介しますね。
今日も笑顔で💕