最近は「非認知能力」を育てる子育てが注目されていますね。
非認知能力ってなんでしょう。
それは、人間が大切にすべき複数の力をまとめた概念のことです。
たとえば認知能力というのは、テストの点数や偏差値、知能指数などといった数値で表せる力のこと。非認知能力は数値では表せないけれども、これからの時代を生きるために、また、幸せな人生を切りひらくために必要な能力のことを言います。
非認知能力にはたくさんの種類があって、筆者も把握しきれていないのですが、自分や他者の感情に関する受け止め方やコントロールに関する領域が多く取り上げられていると聞いたことがあります。
非認知能力のにはこういった「人に共感する力」が大切だと言われています。
考え、共有し、配慮をするという共感力は小さな子どものうちからでも育てることができ、社会人になっても役立つ能力です。
どんなふうに育てると、共感力がアップするのでしょうか。
1.子どもの気持ちに親が共感し、興味を持ってそのときの気持ちを聞き言語化
2.●●ちゃんはどう感じたのだろうね、と他人の気持ちを考えさせる
3.絵本やテレビ、疑似体験を通し、様々な人の気持ちを知らせる
このようなところでしょうか。
共感力を高めることでリーダーシップを取ったり、裏方に回るなど、自分がどうふるまうとスムーズな集団になるか、ストレスなく過ごせるか、考えられる大人になるでしょう。
ただ、共感力が強すぎるとストレスにもなります。
自分自身を十分に大切にした上で、周りにも共感したり配慮できる大人になってほしいですね。
子育てで大切な非認知能力のひとつについて触れました。